一週間で死者4人の水難事故・人工岬「ヘッドランド」での離岸流・どこでも起きる

毎年の事ですが、夏場の水難事故は多いです。

水難事故は、そのまま死亡事故につながる、とても危険な物です。

今回の様に、人口岬「ヘッドランド」だけで起きる物ではありません。

人工岬「ヘッドランド」での死亡水難事故

人工岬「ヘッドランド」で、1週間の間に4人もの死亡事故が起きています。

「離岸流」で危険 1週間で4人水死

 19日午後2時40分ごろ、鉾田市台濁沢の海岸で、海水浴をしていた群馬県伊勢崎市上植木本町の会社員、増田治央さん(55)が溺れ、救助されたものの搬送先の病院で約12時間後に死亡した。

 鉾田署によると、増田さんは妻(44)と次女(8)の計3人で海水浴に来ていた。次女が溺れたため、妻と増田さんが救助に向かった。次女は増田さんに、妻は近くでサーフィンをしていた男性に救助されて無事だったが、その後、増田さんは沖合で浮かんでいるのが見つかった。同市では14日にもヘッドランド近くで貝取りをしていた大洗町の男性(61)が溺死した。

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「離岸流」とは、何でしょう。

左の図は、Wikipediaからの物です。

クリックしてもらうと、矢印が動きますが、沖から来た波が、岸に向かって流れて来て、そのまま沖に流れていきます。

この、流れがキツイ為、簡単に人が流されていきます。

これは、今回の事故があった場所だけに限った事ではありません。

全国にある、「ヘッドランド」では、良く起きる現象です。

離岸流は英語でリップ・カレント (Rip current)と、言います。

離巌流「ヘッドランド」は、人工岬で起きるとは限らない

今回の事故は、人口岬で起きていますが、これは必ずしも人口岬がある所で起きるとは限りません。

確かに、人口物の多い所で起きる事が多いです。

                              出典:九管区海洋情報部

上の図の、左側にあるのは人工物です。赤線にある様に、岸から来た波が渦を巻くように沖に流れていく様に行きます。

この様な、人工物は日本全国に多くあります。防波堤など様々です。

                                   出典:九管区海洋情報部

上の図は、人工物ではなく自然の物ですが、ここでも離岸流は起きています。

右側の方が、分かり易い流れかもしれませんが、この様に速い流れで沖に流されていきます。

上の図では、人工物や自然物ですが、何もこういう構造物や突起物などの場所だけで起きる物ではありません。

見えないところでも、離岸流でも起きる!?

実は、この離岸流は見えないところでも起きています。

それは、どんな所かと言うと、岸から沖に向かって伸びている浅瀬がある所です。人工物などの突起物などが水の下に隠れている物と思って下さい。

そこでも、波の流れは渦を巻いて沖に流れていきますので、勢いがあり人などが流されていきます。

こんな場所は、見分けが付きにくいですが良く見ると、水の色が違ったり、ゴミの塊が浮遊していたりする所が、そんな感じになります。

一般の海水浴場では少ないけれど注意は必要

海水浴場は、水質などの検査などしています。又、危険区域などの指定もしていますが、必ずしも安全かと言うと、そうでもありません。

離岸流は、意外と気まぐれの流れで同じところで、ずっと起きていることもあれば、違う所で数時間だけ起きている事もあります。

海水浴場でも、浅瀬が有ったりしますので気を付けたい所です。

さいごのまとめとして・・・

水難事故は、毎年のように報道されています。

それは、注意していても起きてしまう事があります。突然流れる波に、さらわれたりとかします。

どんだけ注意しても、足りないくらいですので気を付けて欲しいですね。

特に、釣り客などは、堤防に行ったりしますが、突然の高波にさらわれます。高波が来るとしたら、当然の様に離岸流はより流れのキツイ物になりますので、気を付けて下さい。

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