世界の資源ごみ・廃プラや古紙はどこへ行く!?

資源ごみの処理はどうしているのか

皆さんは、今まで資源ごみをどうしているか知っていますか?

最近は、ゴミの分別がうるさくなってきていますから、皆さんもゴミの分別をしていると思います。

何故、ゴミの分別をしているのかというと、資源ごみと言われるものは、各自治体の収入源の一つになっているからです。

ですので、古紙や空き缶、プラスチック製品などを分別して回収しています。また、空き缶を集めて転売している方がいますが、この方の行いは法的には違法になってしまいます。

スポンサーリンク


この資源ごみが世界問題になっている!!

実は、この資源ごみは、日本各地の自治体が業者に依頼して回収を行っていたり、自治体自体で回収します。が、このゴミの処理が問題になってきます。

どこで、処理をしているのかという事ですが、「ゴミ処理場」という事になりますが、そこで処理しきれない物はどうしていると思いますか?

実は、海外に輸出しています。

ゴミを輸出しているんです。

ピンときませんが、実は、この資源ごみ(廃プラ)の一大輸入大国であったのは中国です。この国で、2017年7月にゴミの規制をしました。

中国政府が「環境への危害が大きい」と認定した廃プラや古紙、繊維ゴミなど24種類の資源ゴミの輸入を17年いっぱいで禁止すると表明したためだ。この結果、今年上半期の廃プラ輸入量は前年同期比99・5%減の約2万トンに激減した。

99・5%もの削減をしたのです。この削減は、輸入を規制したという事です。

この資源ごみ輸入規制は・・・

この中国での規制の裏にはいろんな事情があります。

1980年代以降、「原料確保」名目ではじまった廃プラスチックや古紙など「資源ゴミ」の輸入だ。16年の輸入量は廃プラだけで約735万トンにのぼり、世界各国から出された廃プラの約半分が中国に流れ込んだ計算だ。一方でリサイクルが追いつかず、ゴミの不法投棄や野焼きに伴う大気汚染が社会問題化した
生活の質が向上した中国では、健康に直結する環境問題に対し市民の関心が高い。ゴミ問題を放置すれば、不満は政府に向かう。「際だった環境問題の解決に力を入れる」。習近平国家主席が号令をかけ、ゴミ処理の近代化がはじまった。

簡単に言うと、資源の確保のために「資源ごみ」の輸入を始めたが、リサイクル処理が追い付かず、不法投棄などの環境問題が問題になってきたということです。その為に、資源ごみの輸入をやめようという事になったのです。

普通に考えて、他国のゴミで自国の環境問題が悪化するというのは、おかしな話ですから当然ですよね。

それじゃぁこの資源ごみはどこに?

資源ゴミの一大集結地だった中国が輸入規制をしたことで、行き場を失った大量のゴミが新たな受け入れ先を求め世界をさまよいだしました。

中国北部のゴミ処理業者によると、これまで輸入ゴミを扱ってきた中国の処理業者の一部は禁輸措置と前後して、ベトナムなど東南アジアに拠点を移しているという。実際、ベトナムやタイ、マレーシアなどでは今年に入り、廃プラなどの輸入量が激増している。

資源ゴミの輸出元である日本や欧州諸国は新たな受け入れ先探しに躍起になっており、輸入ゴミによる環境汚染という問題が今度は東南アジア諸国を襲い始めた。しかし、東南アジア諸国でも市民の環境意識は高まっており、中国同様、早晩、当局が規制強化に動くのは確実だ。

 「経済国から出たゴミ処理を、人件費の安い新興国に押しつける」という、いびつな構図が変わらない限り、この問題は解決しない。ゴミ処理の改革を迫られているのは中国だけではない。

スポンサーリンク


資源ごみの処理をどうするのかは世界の課題

最近では、ファストフード店などでプラスチック製のストローの使用をやめるという事がニュースになりました。

たかが、ストローと思う人が多いかも知れませんが、ファストフード全店で見ると、何トンという数字になります。これだけの量のプラスチックの削減になれば,とても環境にはいいと思います。

また、違うニュースでは、とても残念なものが流れました。浜辺にあがったクジラの死体の体内から、沢山のビニールが出て来たという物です。

今まで、軽く考えていたのかも知れませんが、海の中では未だにゴミがただよっているのです。もしかしたら、地上に現れているゴミよりも多いかも知れません。

しかも、この海の中のゴミは回収処理が出来ないのです。

プラスチックや加工製品など、土や自然に帰りません。そのゴミが海に流れ、海底に沈んでいく間に魚たちに、餌と間違えて食べてしまっているのでしょう。その結果、消化できずに死んでしまったのでしょう。

陸で生きる動物にも言えるかも知れません。動物は、袋から食べ物を出して食べるという事が出来ないから、そのまま食べるからビニールも食べてしまいます。

さいごのまとめとして・・・

たかが「ごみ」とも思いますが、ここまでの環境問題になって来ると、深刻な話になります。

これは、世界全体で取り組まなければいけない事ですが、その行為の前提には、個人や企業の協力が必要です。

こんなことを書いていますが、自分の生活を見直そうと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする