カフェインで少年が死亡(米)韓国では、小中高でカフェイン飲料(コーヒー)販売禁止

カフェイン大量摂取で10代少年が死亡(米)

2018年5月17日【AFP】アメリカ・サウスカロライナ州で、10代の少年がカフェインの取り過ぎで死亡した事故がありました。

 リッチランド(Richland)郡の検視当局が発表した声明によると、デイビス・アレン・クライプ(Davis Allen Cripe)さんは4月26日、カフェラテとカフェイン入り炭酸飲料の大サイズ、さらに栄養ドリンクを2時間ほどの間に立て続けに飲み、その後、突然倒れた。そして「カフェイン摂取による心臓の異常から起きた不整脈の可能性」により死亡したという。
ゲーリー・ワッツ(Gary Watts)検視官は地元紙ポスト・アンド・クーリエ(The Post and Courier)に対し、クライプさんが栄養ドリンクを飲んでから15分後に倒れたことを明らかにした上で、「心臓に影響を与えるほどの大量のカフェインを短時間で摂取したこと」が死亡につながったとの見解を示した。

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米食品医薬品局(FDA)は成人が1日に摂取するカフェインの量は400ミリグラムまでと推奨しており、これはコーヒー4~5杯分に相当います。

またパルメット・ポイズン・センター(Palmetto Poison Center)は、「成人がカフェイン摂取に気を配らなければいけないのと同様、小児および青年のカフェイン摂取による健康上のリスクについて、親たちが認識することが重要だ」との声明を発表した。

専門家らはカフェインの含有量が多い飲み物を若者が摂取すると不整脈や血圧の上昇を引き起こす可能性があるとして、懸念を示している。(c)AFP

お隣、韓国では未成年には販売禁止!!

韓国貿易協会(KITA)によると、韓国は世界7位のコーヒー輸入国だそうです。国民に換算すると1年で平均512杯のコーヒーを飲んでいる計算になるそうです。

【AFP=時事】韓国政府は8月31日、全国の小中高校で9月14日からコーヒーの販売を全面的に禁止すると発表した。学校での長い一日で集中力を維持するためにカフェインに頼ってきた生徒や教師たちは、別の方法を模索せざるを得なくなりそうだ。

では何故、韓国では小中高生への販売禁止にしたのか?

韓国でも、健康面での配慮からの様です。

韓国政府の食品医薬品安全処(Ministry of Food and Drug Safety)の報道官は、学生が試験勉強などで夜更かしするためにカフェイン摂取に頼っているとして、今後は子どもが学内でカフェインを多く含む飲料を購入できる機会を完全に排除したいという政府の意向を示した。
韓国の朝鮮日報(Chosun Ilbo)によると、試験期間中の学生は、エナジードリンクやコーヒー牛乳を飲んで夜遅くまで勉強する傾向にあるという。食品医薬品安全処は、コーヒーの飲み過ぎはめまいや動悸(どうき)、睡眠障害などを引き起こす恐れがあるとしている。

ちなみに、韓国では2013年に学内でのカフェインを多く含む飲料を販売することが禁止されています。しかし、教師用の自販機で購入する生徒がいるのが実状だったそうです。

アメリカも韓国も同じ理由から健康に懸念

アメリカでは「カフェインの含有量が多い飲み物を若者が摂取すると不整脈や血圧の上昇を引き起こす可能性がある」

韓国では「コーヒーの飲み過ぎはめまいや動悸(どうき)、睡眠障害などを引き起こす恐れがある」

両方とも、健康被害に懸念しています。

しかし、1日3杯のコーヒーで延命⁉マイアミで研究

しかし、アメリカ・マイアミでは、上記の健康被害とは逆の論文が発表されています。これは2017年7月11日AFPが報道しています。

コーヒーを1日に何杯も飲む愛好家の多くは、このほろ苦い液体が人生に生きる価値を与えてくれるといった意見を持っているようだが、この日々の数杯が、実際に余命を延ばす一助となっている可能性があるとした研究論文2件が10日、発表された。論文はそれぞれ、異なる国や地域で行われた規模の大きいものだ。

米医学誌「内科年報(Annals of Internal Medicine)」に掲載された論文では、コーヒーの摂取と長生きの傾向との間に関連性が見て取れたが、観察研究のため、因果関係を証明するまでには至っていない。

この論文は、かなり大規模な研究でしたが、長生きの傾向との間に関連性が見て取れたとしながらも、因果関係を証明出来ていないそうです。

 世界保健機関(WHO)の外部組織である「国際がん研究機関(International Agency for Research on CancerIARC)」および英インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)が率いた1件目の研究では、欧州10か国50万人以上を対象にした調査が行われた。

他方で2件目の研究では、米国の多様な民族的背景を持つ18万人以上を対象に調査が行われた

どちらも、大規模な研究であることである相当数の人数です。

研究では、コーヒーにはカフェイン含有の有無にかかわらず長生きとの関連が示された。コーヒーを飲む人に、心臓疾患やがん、脳卒中、糖尿病、呼吸器疾患、腎臓病が原因で死亡するリスクが低いことが明らかになった。摂取量でみると、1日に1杯飲む人は、全く飲まない人と比較して死亡リスクが12%低かった。また1日に2~3杯飲む人では、同18%減だった。

この研究は、因果関係を証明出来ていない!?

これは、観察研究のために因果関係が証明出来ていないとのことです。

しかし、欧米で行われた研究では、コーヒーを飲む人の多くが長生きの傾向にある理由について、コーヒー自体にその効果があるとの証明には至っていないと専門家らは注意を促している

これまでの多くの研究では、抗酸化作用のほか、肝機能の向上、さらには炎症緩和の働きがある可能性も指摘されており、その効果をめぐっては高く評価されている。しかし、一部の人々にとっては、リスク要因にもなり得る。とりわけ妊婦や子どもは、多量に摂取した場合には死に至る恐れもあるため、カフェイン摂取を避けるよう呼び掛けられている。

この研究でも出てきました。

この研究では、心臓疾患やがん、脳卒中、糖尿病、呼吸器疾患、腎臓病が原因で死亡するリスクが低いことがいわれていますが、ここでも出てきました。

妊婦や子どもは、多量に摂取した場合には死に至る恐れもあるため、カフェイン摂取を避けるよう呼び掛けられている。

やはりコーヒーは、子供にはリスクが高いようです。

さいごのまとめとして・・・

私もコーヒーは大好きです。前ほどではないにしろ、良く飲んでいますが、今回の事で飲み過ぎは行けないんだなぁと思います。

「何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し」ではないですが、程ほどにするのがいいという事ですね。

さいごのついでに・・・コーヒーには美白効果

少し上の方に、抗酸化作用があると書いてありましたが、実は、この抗酸化作用は美白に効果があるそうです。

皮膚が黒くなるのは、紫外線によってメラニンが生成され、体外に排出できずに残った物が色素沈殿することで起こります。

このメラニンは、細胞の酸化することから起こります。この酸化に対して、コーヒーの抗酸化作用が働くために、美白効果があるという事です。

柑橘系や美白化粧品の抗酸化作用と同じですね。

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