小学生のランドセルは重すぎる・文部省が置き勉を許可

今回、文部省が起き勉を許可するとNHKが報じた

文科省「現時点で内容も時期も未定」としながらも、小学生のランドセルや、手持ちバックが重すぎるとして、起き勉を許可するように全国の教育委員会などに通知するとしました。

9月3日には、文部科学省が宿題で使用しない教科書やリコーダー、書道の道具などを、教室の机やロッカーに置いて帰ることを認めるよう、近く全国の教育委員会などに通知するとNHKが報じた。

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置き勉の内容は、宿題や家庭で使用しない道具「書道・音楽・図工」などになります。その他にも、宿題で使用しない物が置き勉の対象となります。

しかし、時期については、はっきりとしてはいません。
文科省教育課程課の担当者は弁護士ドットコムニュースの取材に対し、通知は「現時点で、内容も時期も未定」としながら、「工夫している学校の事例を示して、参考にしてもらうことを考えている」と話した。

               弁護士ドットコムニュース編集部

小学生の荷物はどの位なのだろうか?

例えば、都立の公立小学校に通う生徒ですが、9月の始業式の日の荷物で、6.8キロにもなっていました。

これは、ある家庭の小学生ですが、ランドセルと手持ちバックの合計です。当然、始業式ですから教科書は有りません。代わりに、その他の道具「書道・音楽・図工」などや、給食袋や防災頭巾、水筒も含まれます。

ですが、ランドセル自体は昔と違い、本革ではなく合成皮革で軽量化されています。今では、その重さは、1000グラム前後ですから、重いのは中身となります。

ランドセルの中の平均の重さは

ある教授の調査では、約8.7キロの荷物を持つ小学1年生もいたそうです。

これは、大人でも、かなり重いく感じる重さです。

換算すると、350ミリリットルの缶ビールの24本入りの1ケースと同じ重さです。

「子どもがランドセルを背負って倒れそうになった」。知人からこんな話を聞いたのをきっかけに、大正大学人間学部の白土健教授は、2017年秋からランドセルの重さ調査を行なっている。

2018年4月には、小学1~6年生の47家庭でランドセルの重さを調査した。その結果、ランドセル単体で1日の平均は約4.2キロ。小学3年生が最も重い6.7キロのランドセルを背負っていた。

また、ランドセルとサブバックを合わせた1日の平均は約5.4キロ。中には、約8.7キロの荷物を持っていく小学1年生もいた。小学1年生の体重平均値は男子も女子も約21キロ(平成29年度学校保健統計)だから、体重の3分の1以上の重さを背負っていることになる。

「私たち大人であっても、スーパーから5キロのお米を手で持って帰るのは辛いですよね。子どもたちは大人よりもはるかに小さな体で、場所によっては20~30分歩いて学校に通っています。首や肩が痛いと話す子も多くいました」(白土教授)

               弁護士ドットコムニュース編集部

何故、ここまで重くなっているのだろうか?

これは、教科書の大型化が影響をしているとも言われています。

では、何故教科書は大きくなっていくのでしょうか?それには、2011年から始まった「脱ゆとり教育」が影響していると言われています。

2017年の「教科書発行の現状と課題」(一般社団法人教科書協会)によると、「脱ゆとり」に方向転換した学習指導要領の改訂により、小中高校で教科書のページ数が大幅に増えた。国語、社会、算数、理科4教科の平均ページ数の合計は、小学校で2002年で3090ページだったものが、2015年には4896ページと約35%増加している。

教科書はB5からA4と大型化し、副教材も含めて量も質もボリュームを増している。教科書だけでなく水筒の持ち込みが許可されている学校も増え、教科書以外でも荷物は増えている」(白土教授)

加えて、「置き勉」が禁止されている学校も多い。白土教授が調査した中には、補助教材として配られるプリントをとじたファイルを毎回持ち運びするよう言われている児童もいた。学年末が近くにつれ、ファイルはどんどん重みを増す。

              弁護士ドットコムニュース編集部

学校に起き勉すれば、荷物は軽くなるけど、どこに置くの?

保護者は「場所はないですよ」とも言い「この通知がどれだけ意味あるのか」と疑問に感じているようです。

皆さんの多くは、例外を除いて小学校や中学校に通っていると思います。その中で、学校の中を知っていると思います。教室のどこに、物を置くスペースがあるのでしょうか?

また、盗難、紛失に対する対処はどうするのでしょうか?

白土教授は「国が子どもたちの荷物が重いことに気づいて、ようやく対策を考え始めた。ロッカーは開架式ではなく、海外のような鍵のかかるものにし、教科書の大型化に合わせて大きなものを用意する必要がある」と指摘する。

                弁護士ドットコムニュース編集部

保護者からは色んな疑問が上がっています

保護者は、この様な事を語っています。

後ろのロッカーは、ランドセルに加え、1キロ近い粘土と防災用ヘルメットで既に埋まっている。「教科書はどこに入れるんですかね。無理やり入れるしかないと思います」と話す。

置き勉禁止が通知されたとしても、具体的にどこにどのように置くのかは各学校の判断に任されるため、状況が改善していくかどうかは未知数だ。

弁護士ドットコムニュース編集部

文部省が通知をしたとして、この事態を、各学校に判断を委ねるという事は、具体的な案がある訳ではなく、ただ単に指導するだけになってしまいそうです。

物理的に難しい学校も存在しているのではないでしょうか?

学校にも確かに、教室の後ろに一人ずつ開架式のロッカーがある。しかし、そこは主にランドセル置き場となっており、すき間に無理やり絵の具や算数セットを入れているような状況だ。それでも足りず、廊下のフックに上履きや体育館履きの袋を吊るして、荷物を置いているという。

弁護士ドットコムニュース編集部

ペーパーブックではなくても良いのではないのか?

この様に重くなっている、小学生中学生の荷物の重さの対策に対して、ペーパーブックでは行けないのでしょうか?

他にも、軽量化する方法があるのではないでしょうか?

共有出来る物を増やすなども、方法のひとつかもしれません。

次の様な、意見もあります。

そもそも、本当にランドセルでなければいけないのか。紙の教科書ではなく、タブレット端末を利用した「デジタル教科書」が活用できないのか。ランドセル問題をきっかけに、これまでの学習環境のあり方を考え直す時期にきている。

                  弁護士ドットコムニュース編集部

さいごのまとめとして・・・

今回、小学生の荷物について、考えてみました。しかし、この荷物は、確実に増えていくと、私は思っています。

理由としては、学習内容の多様化です。昔と違い、今の児童は、多岐に渡り学習をしています。

小学生からの英語の学習、パソコンなどの学習、その他にもクラブなども含めれば、学習用にの教材が増えていきます。

今後も、文化の進歩や変化に合わせて、学ばなければいけない物は増えていくのは間違いはないでしょう。

それに合わせた、対策も必要だと思います。

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