アメリカで人種差別問題?大学で「場違いな人間がいる」と通報

アメリカで街だけではなく自宅でも黒人が白人により警察に通報される事件が相次いでいるが、今度は大学のキャンパスで同様の事件が発生した。

アメリカ名門大学でも人種差別事件

大学職員が「ここにそぐわない人間がいる」と黒人学生を通報しました。

ABCニュース(電子版)の8月4日の報道によると、事件は先月31日、米東部マサチューセッツ州にある名門女子大学スミス・カレッジ(Smith College)で起こった。同大学の職員が警察に電話し、学生寮の公共スペースでランチを食べていた黒人の大学院学生を「ここ(大学)にそぐわないように見える人間が、公共の居間で寝転んでいる」と通報したのである。

このことは、駆け付けた警察の身元確認で事なきを得ました。しかし、このことは、大きな事件として波紋を起しています。

通報を受けて駆けつけた警察が学生に身元を確認して事なきを得たが、当の学生がソーシャルメディアに警察に身元を聞かれている際の動画を投稿して抗議したことで、「人種差別事件」として大きな注目を浴びる結果となった。

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もちろん、大学側は・・・

もちろん、大学側の対応は早く、謝罪と共に「人種・性別における差別を許さない」という表明をしています。

大学側は事件の翌日、大学ウェブサイトで事件の経緯を報告。キャンパス内で黒人学生に人種的偏見が向けられたことを率直に認め、「スミス・カレッジは人種または性別における差別行為を一切許容しない」と厳しい姿勢を示した。

また2日になり、大学の学長がウェブサイト上に声明を発表し、「有色人種の学生が『この場所にそぐわない』印象であるとしてスミス・カレッジ職員が警察を呼んだ事件が発生した。被害を受けた学生に深く謝罪したい」と述べた。

大学側は学内でも事件について調査を行うほか、学外の法律事務所を使って公民権法違反の調査を行うと発表。また、通報した職員を休職処分としたという。

他の名門大学でも起きている人種差別の壁

かつて、アメリカでは南北戦争という独立戦争が起きています。その中で、「人種差別をなくす」という理念のもと、アメリカ全土で、独立宣言をしました。

しかし、未だにその壁は消えていないのかも知れません。

大学のキャンパスで起こった人種偏見事件は過去に他の名門大学でも発生している。ABCニュースの今年5月10日付報道によると、お隣コネチカット州のイェール大学でも今年5月、学生寮の公共スペースで宿題をしている間に居眠りをしてしまった黒人女子学生を、白人の女子学生が警察に通報するという事件が発生した。

名門校での人種差別の通報は、氷山の一角?

今回の事件は、大学のキャンパスという事で起きました。

この事をソーシャルネットワークにて抗議の投稿をしたことから、波紋を呼んでいますが、これは、氷山の一角とみるべき事でしょう。

名門大学で起きているという事は、エリート意識ももあるのかも知れませんが、一般の社会でも起きているのではないでしょうか。

実際、今回の通報は、大学職員であり、在学生の中には白人以外の人種が多数事を知っていた筈です。

それでいながら、通報をしたという事は、っ普段の生活からも見え隠れしているのかも知れません。

ここでの問題は、白人が何を持って「この人はここに属していない」と判断しているかである。同じ学生、しかもただ単に食事をしていたり、居眠りをしたりして普通に暮らしている黒人学生が「この場所にそぐわない」と感じるのは、その人の心に巣食った人種偏見以外の何物でもない。

アメリカでは最近、このように一部の白人が何の理由もなく黒人を警察に通報する事件が頻発している。そのたびに私たちは人種差別がまた堂々とまかり通る世の中になってきている現実を突きつけられるのである。

さいごのまとめとして・・・

今回、アメリカで起きた人種差別的行為ですが、他岸の火事とはみる事の出来ない物です。

今の日本にも、日本人以外の方が多くいます。

観光客だけではなく、日本に居住している方もいます。

しかも、今の時代は人種差別だけではなく、性差別などもありますから自身の周りにも気を配りたい所です。

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