(米国)同時多発テロから17年・9.11事件でガンになる

アメリカ同時多発テロ9.11から17年。今だに問題が残っている。

9.11で疾患・1万人にガン患者が!

2018年6月30日、9.11が原因でガンに疾患していると診断された数が、9795人もの数がいると発表されました。

これは世界貿易センターヘルスプログラムが調査した数字で、ニューヨーク・ボストン紙が報じました。

このプログラムは、同時多発テロのファースト・レスポンダー(災害や事故で負傷した人々に最初に対応する救助隊・救急隊・消防隊・警察など)やサバイバーたちの健康状態をモニタリングしており、登録者数は89000人を超えています。

9795人は、登録者数の約11%にあたり、9.11関連と考えられる癌と診断されたことになりました。

9.11当日の犠牲者数は、約3000人となっています。

 

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9.11人が要因で亡くなった人は1700人以上

ファースト・レスポンダーやダウンタウンに勤務していた人々、居住者など1700人以上の人々が、9.11に関連する要因でこれまでに亡くなっています。

この数は、9.11で犠牲になった人の約3000人のうち、半分以上の人が亡くなっていることになります。

また、その25%近くの人々がガンで亡くなったことになります。 今までにガンで亡くなった人々の数は約420人にあたります。

ガンの羅漢率が最大30%と高い

世界貿易センターヘルスプログラムのマイケル・クレイン医師によると、ファースト・レスポンダーたちは、一般の人々と比べると、癌に罹患する率が最大で30%も高くなっているという。特に、甲状腺癌や皮膚癌に罹患する率が高く、膀胱癌になるリスクも高い。

このガンの原因と考えられているのは、ビル崩壊により生じた有毒ダストとしています。

ダストは粉砕したコンクリートや燃えたジェット燃料や焼けたコンピューターなどの機器類に由来しており、アスベストやベンゼン、PCB、などの様々な化学物質(400種を超えると言われている)などが混入した、実体の知れない“化学物質のカクテル”のようなものだと言われています。

この有毒ダストを吸引したと言われている人々は、約9万人もいるそうです。 

特に、癌に罹患しているのは、現在、平均年齢が約55歳となったファースト・レスポンダーたち。当時、米国環境保護庁は、グラウンド・ゼロの空気は安全だと発表していた。ファースト・レスポンダーたちもそれを信じて働き続けたわけだが、後に、空気は有毒なものであることがわかった

ガン患者でなくなった人は消防士に多い

ファースト・レスポンダーの中でも、消防士の多くは有毒ダストに起因する癌で亡くなった可能性が高いと言われています。

9.11テロ以降亡くなった182人のニューヨーク市消防局(FDNY)の消防士のうち、100人以上がガンで亡くなってます。

6月には、消防士のチーフとしてヒーローとなったロナルド・スパダフォーラ氏が亡くなった。享年63歳。2015年12月に、急性骨髄性白血病という宣告を受けていた。スパダフォーラ氏は亡くなる前、こう書いている。

近年、火事により放出される有毒物質が増えているため、この20年は、癌で亡くなる消防士の数が激増している。自分は無敵だと思っていたが、間違っていた。消火活動をしたり、世界貿易センタービルで救援復旧活動をしたりしたために命が失われることになった」

9.11テロで、ガンに羅漢した人の中に多いのは、昔と違い建築資材だけではなく、コンピューターなどの機器類に由来している様です。これらが、複合して燃えたときに、有毒ガス・科学ガスに変じているようです。

9.11テロのガンは増え続ける

ガンを発症する人は、何年もたってから症状が出てきます。

その為、9.11関連のガンに罹患する人々の数は今後、増加の一途を辿る事がよそうされています。よそうされています

 クレイン医師は現在の状況について「ファースト・レスポンダーたちは最初は喘息など呼吸器系の病気を患います。そして、何年も経ってから、有毒ダストが原因の癌を発症するのです。今は癌発症が起きている状況だと思います」と話している。

 また、専門家の中には「癌を発症した人々は15%にも達しておらず、まだ初期段階だ」と今後の増加を確実視する医師もいる。

死ぬ人はガンだけではない

9.11テロで羅漢しているのはガンだけではなく、その他の病気もあります。しかし、それらを相談や診断にかからない人も多くいます。

ファースト・レスポンダーは癌などの疾患に苦しんでいるだけではない。PTSDや悪夢にも苦しんでいる。彼らが見るのは、高層ビルから飛び降りて来る多数の“ジャンパー”たちのフラッシュ・バック。人々を避難させるのが危険なほど、たくさんのジャンパーが世界貿易センタービルのタワー1とタワー2の間に飛び降りたからだ。地面に落ちて来たジャンパーを“トマトのようだった”と表現するレスポンダーもいる。

 修羅場を見たニューヨーク市警のレスポンダーの中には、鬱病やPTSDに苦しんだ者もいた。しかし、署内のカウンセラーに相談することはなかった。相談すると、第一線の現場の仕事からデスクワークなどの閑職へと配置転換される可能性があるからだ。そのため、どんなに苦しくても心が壊れるまで働き、遂には自殺に追い込まれてしまったという。

診断の結果、閑職に配置転換される可能性があり、収入に影響してくることで、今の生活水準を維持できなくなる可能性があるからです。

さいごのまとめとして・・・。

17年というのは、とても長い時間です。

今年、高校を卒業する子供が生まれた年になります。

今の高校生は、9.11テロを直接は知りません。それだけの、長い時間が経っているにも関わらずに、未だに苦しんでいる人がいるのです。

しかも、この苦しみは、これからガンという疾患で増えていくというのです。

町並みは奇麗になりました。人々の記憶からも薄れていきかけていますが、9.11の戦いはこれからも、続くのです。

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