埼玉県・警察に怒りの会見・・妻と娘の殺害「納得いかな」・県を相手に提訴

埼玉県を提訴「妻と娘は殺されなかった」

埼玉県・熊谷警察が情報を周知していれば、「妻と娘は殺されなかった」として、遺族男性(45)45が県を提訴しました。

男性は、怒りの会見をしました。

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14日、埼玉県を提訴した45歳の男性。
3年前の連続殺人事件で、妻と2人の娘の命を奪われた。

遺族男性(45)は「埼玉県警が、こういったことをやってくれれば助かったんじゃないかという気持ちが、毎日いつも、気持ちから離れない状態でいまして」と話した。

県を提訴した男性の警察への不満は・・「納得いかない」理由

何故、この男性は警察に対して、「納得のいかない」怒りの理由は、事実であるのであれば、誰しもが思う事です。

この事件は、事情聴取をしていた人物を、警察署の玄関先で喫煙させるために、連れて行ったところ逃走した事から始まります。

その翌日から、連続殺人が起きました。

2015年9月当時、「(ナカダ被告を)玄関脇の指定場所で喫煙させていたところ、警察署前の国道を強引に横断し、いずれかに走り去り、所在不明になっていた」と話していた。

埼玉県警はその後、住居不法侵入の疑いで逮捕状を取ったが、住民への注意喚起は行わなかった。

逃走、翌日の14日、50代夫婦が殺害される、1件目の事件が発生。
そして16日、2件目の殺人事件が発生。
さらに同じ日、今回提訴した男性の妻の加藤 美和子さん(当時41)、長女の美咲さん(当時10)、次女の春花さん(当時7)が、相次いで殺害された。

男性側は訴状で、警察が1件目の事件発生後、ナカダ被告を参考人手配していることなどから、さらに事件が起きる危険を認識していたと主張。

この時点で周辺住民に情報が周知されていれば、その後の事件は防げた可能性が高かったとし、県を相手取り、およそ6,400万円の損害賠償を求める訴えを起こした。

遺族男性は「わたしが、どうして注意喚起をしてくれなかったのか、捜査1課長に聞きました。その時の答えが、『捜査に夢中で忘れていた』っていう答えでした。到底、納得のいく答えではなかったです」と話した。

納得いかなかった、理由は捜査一課長の「捜査に夢中で忘れていた」です。

これが、国民の安全を預かる警察の回答で良いのでしょうか?

この事件である3年前の熊谷連続殺人事件とは

この事件は3年前の2015年9月13日午後一時半ごろ、意味不明な事を言っている男がいるとの通報を受けた、熊谷警察署が、住所不詳無職(数日前までは派遣社員として従事)のペルー人の男を任意同行しました。

任意での事情聴取を受けている最中に喫煙による休憩を求め、署員が同行して玄関先の喫煙場所に行ったところ、逃走しました。

この時点では、あくまでも任意同行でした。

任意同行の上に逃走した男性です。この後の連続殺人事件の犯人でもあります。

2015年9月、埼玉・熊谷市で起きた男女6人殺人事件。
犯人の、ペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン。

事件は、この日を境に起こります。

逃走した同日に、同市内で住居侵入の通報が熊谷署にあり、侵入したと思われる人物が侵入先の住宅付近の路上で「カネ、カネ」と金銭を要求していることも分かっていました。

この件に関しては早々に警察署から逃走し、後に殺人事件を起こす事になる男が犯人であると署は把握しており、身柄確保に努めていました。しかし、16日にこの男が、自殺を図るまで身柄を確保できませんでした。

事件は、逃走したその日から始まっていました。

この時に警察は、住居不法侵入の疑いで逮捕状を取っていましたが、住民への注意喚起は行っていませんでした。

翌日から連続殺人事件が始まる

翌2015年9月14日の夕刻から、連続殺人事件が始まります。

14日夕刻、熊谷市内の住宅で男により夫婦である男女2名が殺害されました。

16日に、同市内で自宅にいた独身女性(84)1名と、別宅にいた母親1名とその娘(小学生)2名の計4名が殺害されました。

犯人は、16日に親子を殺害した自宅の2階から飛び降り、自殺を図りました。この時に、埼玉県警により現行犯逮捕に至っていますが、この犯人による男は意識不明のまま9月24日まで意識不明になり、同日に意識を回復しています。

犠牲者は刃物により殺害されており、小学生の女の子2人に至っては、一突きで殺害されていることから、男に強い殺意があったとしています。男の飛び降りた瞬間の映像です。この後に、身柄を拘束されました。

この男の兄は”死の使途”、もっと恐ろしい殺人犯だった

この男の兄は、ペルー史上最悪とされる連続殺人を犯しています。

ペルーで17人の殺人を犯していますが、供述では25人を自供していますが、実際はもっと多いのではないかと言われています。

この男の兄は17歳の時に殺人を犯しているとも、報道されています。

2006年12月28日逮捕。警察がペドロの職場へ向かったところ、ペドロが発砲。弾を打ち尽くし、逃げているところを逮捕された。警察官一人が負傷。25人の殺害を自供。17人について有罪と認められ、最長で35年間の禁固刑が宣告された。「世界を浄化するために、神の命令で麻薬中毒者、売春婦、同性愛者らを殺した」と自供している

多くの殺人を犯して、最長で35年の禁固刑というのは、納得がいかない物があります。

今回の犯人の男は、その殺人事件を目撃をし、精神的ショックを受けたことがあったという事です。又来日後の2006年には、この事件が職場に発覚したことで離職しています。この時の事を、姉に相談しているそうです。

また、姉は「弟は日本に行って精神的に病んでしまった。誰かに追いかけられている。自分は殺されると言っていた」と語っています。

警察の対応に問題はなかったのか?

この事件では、警察のミスが事態を深刻化させたのではないかと言われています。

13日の時点では、任意同行ではあったが逃走を許した事と、その後の住居不法侵入の段階で身柄を確保できなかったこと、更に、良く14日に殺人事件が起きた時に、関係性は不鮮明ながらも住民に対しての周知や、検問等の対策がされるべきでした。

それらの対策が行われなかったことが、連続殺人事件につながったとも言えます。

また、べつの話ですが、同月には埼玉県警の現職警察官が不倫の挙句、強盗殺人事件を犯し逮捕される不祥事が起きたまかりでした。

さいごのまとめとして・・・。

今回、遺族男性は県を相手に提訴しました。

警察が、もっと早く緊急配備、検問等の手段、市民に対する周知の情報開示をしていれば、被害を最小限に抑えられるのではないのか、という事です。

警察の不祥事は、後を絶ちません。その中でも、容疑者の逃走など、危険が及ぶ可能性が少しでもあるのであれば、少しでも早く、市民への情報開示をして欲しい物です。

遺族男性(45)は「埼玉県警が、こういったことをやってくれれば助かったんじゃないかという気持ちが、毎日いつも、気持ちから離れない状態でいまして」と話した。

これは、心からの悲痛な叫びではないでしょうか?

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