中国に依存する国ベネズエラ・このままでは中国の植民地化?

ハイパーインフレの国ベネズエラ

後、2年先には国家が破綻すると言われているベネズエラですが、ものすごいインフレになっています。

あらゆる物資が不足し、多くの市民は食料難にあり、2015年から数えると400万人が国外に脱出。そしてIMFによると、市場は1,000.000%のハイパーインフレ。唯一の外貨獲得源である石油の産油も大幅に減少。

10,000,000%のハイパーインフレとは、想像がつかない数字です。

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ベネズエラ大統領が中国訪問

その大統領ニコラス・マドゥロが急きょ9月13日から16日までの予定で、中国を訪問しました。その目的は、新たな融資を受けるためだそうです。

その大統領ニコラス・マドゥロが急きょ9月13日から16日までの予定で中国訪問を開始した。その目的は新たに50億ドル(5500億円)の融資を受けるためであるとメディアは報じた。(参照:「Infobae」)

マドゥロの訪問に先立って、彼の夫人デルシー・ロドリゲス副大統領が北京を訪問していた。チャベス前大統領の政権時ではロドリゲス夫人はマドゥロ以上に重鎮だったので、単に「夫人だけ先に観光で入った」わけではない。マドゥロが到着する前の彼女は、中国石油集団(CNCP)の総経理(社長)である章建華とも会談を持ち、ベネズエラ石油公社(PDVSA)の開発に協力を要請したという。(参照:「El Pais」)

しかし、既に債務の弁済が遅れている

かつては、中国が官民一体でベネズエラに多額の融資を実行していました。その担保として、ベネズエラの原油がなっていました。

経済が破綻状態に陥る中、最大の債権国である中国に財政支援や新規投資を要請する。ただ、ベネズエラはすでに対中債務の返済を滞らせており、両国関係はかつてほど良好でない。マドゥロ氏の思惑通りになるかどうかは不透明だ。

ベネズエラの外貨獲得の方法である原油であるが、以下の状況にあります。

ベネズエラ経済は破綻状態といえる。外貨不足で十分な物資を輸入できず、激しいインフレが起きている。石油輸出国機構(OPEC)に加盟する産油国だが、米国の経済制裁などで設備の補修や更新がままならず、産油量は減少傾向。資金調達の手段は限られる。

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今回の訪中で融資が実る

中国国営TVは、李首相がマドゥロ大統領に可能な支援を行うつもりせ有ると女部田と伝えています。

李首相はさらに、ビジネスの開発などを継続する意向を示したうえで、ベネズエラがさらなる「政策支援と法的保証」を提供できることに期待を示したという

もちろん、ベネズエラの置かれている状況については中国側も把握しており、今回のマドゥロ大統領の訪問では、滞在二日目に28項目に亘って数十億ドルにのぼる投資の合意が交わされたと各紙が報じられているものの、各紙とも、これまでのように当初期待された50億ドルの融資について合意書の中で一切触れられていないと言及している。

中国政府も状況に応じて許せる範囲で協力しているようだ。なお、今回の合意の投資内容については石油開発は勿論、金鉱の開発や医薬品の供給などが謳われている。(参照:「El Mundo」、「La Patilla」)

今回の訪中でマドゥロ大統領は・・

今回の訪中で、ベネズエラのマドゥロ大統領は謝辞を述べています。

また、マドゥロ大統領は、習近平・中国国家主席とも会談し、長期にわたる中国の理解と支援に謝意を示した。マドゥロ大統領は、中国と「効果的な資金融通方法を探り」、エネルギー分野で中国との協力を強化する意向を示した

これに対して、中国の李主席は・・

これに対し、習主席は、中国とベネズエラが互恵的協力を推進して両国関係を新たな段階に進ませるほか、政治的な相互信頼を強化すべきとし、従来と同様、ベネズエラ政府の安定と発展に向けた取り組みを支援すると述べたという。

中国は、ハイパーインフレの国ベネズエラに求める物は

今現在、ベネズエラは中国から受ける融資に対して、石油を返済金としています。また、ロシアにも、同じように、返済金として石油を返済金としています。

インターアメリカン・ダイアローグ研究センターによると、中国からベネズエラへの融資額は2005年から2016年で622億ドル(6兆8400億円)となっており、中国の国家開発銀行(CDB)と中国進出口銀行(Eximbank)がその債権銀行になっているという。

中国はベネズエラに2015年に50億ドル(5500億円)、2016年は22億ドル(2400億円)を融資していた。ところが、2017年はこれがいきなりゼロになり、しかも未払いの返済が193億ドル(2兆1200億円)もあったため、中国のベネズエラへの支援は終幕を迎えたかのように思われていた

しかし、今回の訪中でべをね見捨てる事はしない様です。そこには、政治的な駆け引きがある様です。

そのようなベネズエラに今も支援を続ける中国の狙いはとなると、ワシントンに本部を置く戦略国際問題研究所(CSIS)がそれを次のように指摘している。ベネズエラが国家として倒壊して行くにつれて、自国の自然資源そして自国の制度を含め中国のコントロールの配下に下ってしまうことになる。俗にいう、中国の植民地になるということだ。嘗てのソ連に依存したキューバ、そして現在中国に依存している北朝鮮。中国はラテンアメリカに北朝鮮のような国家をつくる。その対象にしているのがベネズエラなのである。(参照:「Dolar Today」)

ベネズエラは中国に飲まれてしまう

今の、ベネズエラは中国に依存するしかない為に、このまま行くと、先に書いたように、中国の植民地状態になってしまう事になりそうです。世球では、返済が、間に合わない可能性があるからです。

中国から受ける融資の返済に石油を送る形で返済金としているが、石油価格が下がれば、その分、中国に送らねばならない石油の量も増える。その上、産油量は年々減少している。即ち、中国に融資の返済として送る石油の量が産油される石油量から見てその比率が増えることを意味し、ベネズエラで産油する石油は中国の為に産油するということになるのである。しかも、今後CNCPが開発を支援するようになるとベネズエラの石油は中国に益々依存し、中国がベネズエラの石油を支配するようになるのである。

中国は、資源を担保にする一方で兵器も提供す

実は、ベネズエラの子の国の内情でありながら、防衛費は世界21位となっているのです。

チャベス前大統領政権下の2009年から2013年まで、ベネズエラに供給される武器の66%はロシアからの供給であった。しかし、マドゥロ大統領になってから中国からの融資が次第に増加して行くにつれ、中国からの武器の輸入が増えて行ったのである。

経済的に疲弊し、国家は崩壊寸前で、市民は空腹と闘っているにも拘らず、CSISによると、ベネズエラの防衛費は世界21位。

これは、ラテンアメリカでは、トップに位置にある国です。

さいごのまとめとして・・・。

数年前に、ギリシャが国家破綻をしました。

今は、銀行が破綻する事はないと言われていたのと同じように、国家も破綻するのです。

しかも、これは他山の石では、ありません。日本でもあり得る状態です。

日本の借金は、他国では破綻をしても可笑しくない金額です。しかし、かろうじて破綻をせずにいる。

それは、国民の資産、預貯金が借金を相殺できる額が存在的にあるからだと言います。

しかし、今の状態を改善しなければ、いつ、日本も同じようになるか分かりません。

いや、世界の国家が持ち得る悩みだと思われます。

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