少年の14倍の死亡率・イスラム系少数民族ロヒンギャの少女

死亡率14倍の少女たち

国際人道支援団体プラン・インターナショナル(Plan Intemational)は、世界でも「特に不安定な地域」3か所で、少女たちが直面する運命について調査しました。

これは、2018年9月23日に発表しました。また、この結果を同月24日に国連(UN)で報告します。

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調査した「特に不安定な地域」は次の三か所

プラン・インターナショナルが調査した「特に不安定な地域」は次の3か所です。

●ミャンマーから逃れてバングラディッシュの難民キャンプに暮らすイスラム系消臭民族ロヒンギャの少女たち

●アフリカのチャド盆地(Chad Basin)の少女たち

●南スーダンの少女たち

【AFP=時事】人道危機の状況下でまず犠牲になるのは少女たちだ、との調査報告を23日、国際人道支援団体プラン・インターナショナル(Plan International)が発表した。少女たちは強制結婚や就学の機会を奪われるなどさまざまな虐待に遭い、紛争の中で命を落とす確率は少年たちと比べて14倍も高いという

プラン・インターナショナルは次の事でも調査している

調査報告では「強制結婚、誘拐、暴力、性的虐待、奴隷化」の状況や、教育を受ける機会が大幅に逸失している事実を詳しく述べている。

ウガンダでの南スーダンの少女の待遇

ウガンダでは、人口過多の難民キャンプで南スーダンから逃れてきた10~19歳の少女たち249人から聞き取り調査を行ってきています。

この少女たちは「家庭内、コミュニティーの中でも絶えまなく暴力が続き、その状態が当たり前になっている」と語っていると言います。

驚くべきでない、少女たちへの暴力

「驚くべきことではない。なぜなら南スーダンの紛争はまん延する残虐行為が特徴で、女性や子どもに対する極端な暴力の度合いも際立って高いからだ」とプラン・インターナショナルは指摘。調査を行った前年には「4人に1人の未成年が少なくとも1度は自殺を考えた」と付け加えた。

驚いたことに、日常的な暴力が当たり前の状態だという事です。

日本では、家庭内暴力としてニュースになる事も多々ありますが、これが、日常的行為というのは考えられません。

アフリカのチャド盆地の少女たち

世界最悪の人道危機に見舞われていると説明しています。

調査に応じた10代の子どもたちの3人に1人が自宅にいても安心できないと答えたほか、5人に1人が調査前1か月以内に殴られたと答え、10人に1人は性的虐待を受けていたと話した。ナイジェリア、ニジェール、カメルーンで聞き取り調査に答えた少女449人のうち、3分の2は紛争のため父親と離ればなれになっており、両親ともいない事例も30%に上った。

本来、危険の少ない筈の家の中にいても安心が出来ないというのが、チャドの少女の言葉とういうのは、日本では考えられない話です。

確かに、日本でも家庭内での虐待はあります。性的虐待もあります。しかし、3人に1人が安心出来ないというのは、どんなものでしょうか?

食料も足りないが、学校にも行けない

調査対象になった少女たちの62%が食料が足りないと答えています。これは、少女たちの生活を脅かすものです。少女たちが、闇市で働くことや、長距離を歩き、水の確保をしなければならないからです。

その他にも、次のような調査結果が報告されています。

不安感は多くの少女たちに学校への行き帰りに何が起こるか分からないという恐怖を抱かせ、進学をあきらめさせてしまうことにもなる。学校教育が制限されている背景には、早婚や強制結婚の慣習もある。14~15歳の若さで結婚させられる少女が多く、ニジェールでは75%もの少女が18歳の誕生日を迎える前に結婚している

14~15歳というと、中学2年生3年生くらいの年齢です。まだまだ、これから楽しむことの時期の年代です。

まだまだ、見た目も中身も子供と言える年代です。しかも、食糧事情が乏しい生活の中では、成長もおぼつかないのではないでしょうか?

ミャンマーの少女たちは

ミャンマーとの国境沿いにあるバングラデシュ・コックスバザール(Cox’s Bazar)のロヒンギャ難民キャンプでも、少女たちは教育の機会を奪われている。少女たちの約3分の2は飢えや暴力、レイプ、誘拐、強制売春など数多くの理由で学校教育を受けられていないと答えた。13~15歳の少女の5人に1人は強制結婚させられていると、プラン・インターナショナルは指摘している。

この様な、状況の国が存在しています。

しかし、もっと酷いことが報告されています。

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南スーダン、民兵の報酬が「女性のレイプ」

これは、2,016年3月11日ジュネーブ/スイス[ヨーロッパ、スイス]での記事からですが、民兵に対する報酬が酷い物です。

人道的にも許しがたい事実です。

【3月11日 AFP】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は11日、南スーダン軍が民兵への報酬として、女性へのレイプを許していると述べ、南スーダンを「世界で最も恐ろしい人権状況の一つ」と評した。

OHCHRは、新たに発表した報告書で「評価チームが受け取った情報によると、(政府軍の)スーダン人民解放軍(SPLA)と合同で戦闘に参加している武装民兵たちは『できることは何をやってもよいし何を手に入れてもよい』という取り決めの下で、暴力行為を繰り返している」と述べた。

「それゆえ若者たちの多くが、報酬として畜牛を襲い、私有財産を盗み、女性や少女たちをレイプしたり拉致したりした」と報告書は付け加えた。

また、OHCHRは報告書の中で、反政府勢力を支持していると疑われた民間人らが、子どもたちを含めて、生きたまま火を付けられたり、コンテナの中で窒息死させられたり、木からつるされたり、バラバラに切り刻まれたりしていると述べた。

国連人権高等弁務官は、残忍なレイプが「恐怖を与える道具、そして戦争の武器として」組織的に用いられていると指摘し、南スーダンは「世界で最も恐ろしい人権状況の一つ」だと述べた

少ない救いの言葉として

これは、別の記事に載っていたものです。

早婚をした少女の話で、この少女は13歳くらいで結婚をし、2児の母親です。今は、お腹に子供もいるそうです。

この国は、結婚の年齢は、法的には18歳となっていますが、結婚の届を18歳で出せば問題がないようで、早婚が当たり前の状態です。

救いの言葉として、この少女は「私の夢は、結婚をして子供を授かり家庭を持つこと。だから、今は幸せ。」という事です。

少なくとも、全ての人が不幸ではない事が、救いです。

さいごのまとめとして・・・。

今回の記事は、世界のどこかで起こっている事です。

日本でも、レイプや性犯罪は、良く報道されています。この、報道に憤る人は多くいると、思います。

しかし、世界を見渡すと当たり前の様に行われてる事実が存在しているのです。

アフリカでは、毎日何十人と死んでいます。インドでは、戦時中でも内乱状態でもないのに関わらず、毎日の様にレイプが行われています。

まだ日本は、マシなのかもしれませんが、これは、人道的にも人間の尊厳にもあってはいけない事です。

相手の人格を全く無視するものです。

少なくとも、この様な事が減る事を望みます。

望むだけでは、いけないのでしょうが何かできる事があれば、行いたいと思います。

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