どちらも多い人数の自殺者と中絶堕胎児

年間自殺者と中絶堕胎児を比べるのは、非常識な感じもしますが、驚くほど多い人数です。比較した理由は、後に述べます。

今回は、簡単にまとめてみます。

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2017年の自殺者

2017年度の自殺者数は男性で14,826人。女性で6,495人。

合計で21,321人となります。割合で言うと男性で69.5%、女性で30.5%になります。男性と女性では2.4倍もの差が有ります。

自殺者の最も多いのは40代・50代・60代の順になります。

十代の自殺者は、567人とニュースなどの報道が盛んにされていますが、全体からみると、意外と少ない数です。しかし、少ないとは言え自殺はいけない事です。

ちなみに40代の自殺者は3,668人という人数です。

自殺の原因

15~19歳では、1位が学校2位が健康・3位が家庭問題

20~29歳では、1位が健康・2位が経済、生活・3位が労働問題

30~39歳はで、1位が健康・2位が経済、生活・3位が家庭問題

となっています。

高齢になるとこうしたものが複合されてきます。

若年層では1位に学校が入っています。ニュース報道でも「学校が理由での自殺」が多く流れます。いじめや学業、部活、人間関係などや、将来的な不安などが挙げられます。

20代以降になると、健康が1位に入ってきますが、10代でも2位に入っています。健康の悩みは、どの世代でも尽きない様です。

この健康の中には、病気の悩みの他に、精神疾患も含まれています

よく、「ウツは病気ではなく甘えだ」言う人がいますが、この「ウツ」と自殺の関係は深く関わっています。

40代以降になりますと、健康、経済、生活、家庭環境などの理由が複合してきますし、将来的な見通しが無くなり虚無感からもあります。

年齢別の自殺者の割合は

各年代の人口に対する割合は次になります。

  • ~19歳までが2・6%
  • 20代が、17.7%
  • 30代が、18.0%
  • 40代が、19.4%
  • 50代が、22.8%
  • 60代が、18.8%
  • 70代が、20.2%
  • 80代以降が、21・0%

という数字になります。意外と高齢者の方が、割合は大きいです。ニュースになる事が少ないので、データとしてみると意外な気もします。

中絶堕胎児の数

自殺者と比較するには、不自然ですが、今回比較した理由は年間の、自殺者の人数と、20歳未満での中絶堕胎児の人数が近いからです。

全体の中絶人数は、平成25年度では約186,000人、29年度では164,621人です。

自殺者は約21,000人、20歳未満の中絶胎児は約14,128人です。

中絶堕胎児の年齢別人数の比較

総数は、164,621人ですが、その年代別の中絶人数ですが、先に書いたように未成年での人数がとても多いです。

  • 15歳未満・218人
  • 15歳・518人
  • 16歳・1,421人
  • 17歳・2,335人
  • 18歳・3,523人
  • 19歳・6,113人
  • 20~24歳・39,270人
  • 25~29歳・32,222人
  • 30~34歳・33,082人
  • 35~39歳・29,641人
  • 40~49歳・1,363人
  • 50歳以上~11人
  • 不詳・28人

という数字になります。

意外と多い中高生の中絶堕胎児

先の人数を見ても分かるように、意外と中高生の人数が多いです。

最初に書いた、20歳未満の中絶胎児は約14,128人ですが19歳で6,113人で、18歳未満の中絶堕胎児は8,015人です。

日本全国の中高生の人数は約6,800,000人ですので、%で表すと0.008%になりますから、日本全国から見ると少なく感じるかも知れません。

しかし、15歳未満、つまり小中学生の中で218人もの子が中絶堕胎しています。この数字は平成25年度の318人よりは100人減ってはいますが、多いと見るか少ないと見るかは、分かりかねます。

高校生では、7,797人が中絶堕胎しています。これも平成25年度のから比べると、4,480人ほど減っています。

何故、中絶堕胎児が多いのか

20代から39歳までに、中絶堕胎が多いのは、経済的理由や家庭環境の都合などが挙げられると思います。

この事は、大人としての自覚の元で行われていると思われますが、中高生での中絶堕胎が多いのは別の要因もあると思います。

25年度には1万以上もいた中絶堕胎ですが、29年度には約8千人と減少しています高校生が、高校生同士のカップルでの性行為の他にSNSなどによる、大人との金銭がらみの性行為も原因として挙げられます。

毎日の様に報道されていますが、未成年者との性行為での逮捕者がいますが、正確な数字は表に出ている物よりは、かなり多いのではないでしょうか?

中絶堕胎のリスクを知るべき

今の、学校教育での性教育の中に避妊リスクの話はあると思いますが、中絶堕胎による母体にかかるリスクを、男女ともに教えるべきでしょう

「性行為は駄目です」ではなく、もし行った時のリスクも教えるべきではないでしょうか?

多くの、中高生は興味本位などから性行為をしています。それは、今の大人もすべてに言えると思います。

ご自分が、中高生の時にどうしていましたか?

今は、SNSなどの発展で関係を持つことが増えています。その時に、どんなリスクがあるのかを、しっかりと学ばなければいけないのではないでしょうか?

さいごのまとめとして・・・。

今回、自殺者と中絶堕胎を比較しましたが、どちらも人間の生命を途絶えるという点では同じです。

自殺もいけません。

中絶堕胎もリスクがあります。

どちらも、どうしようもない理由が有るのでしょうが、それを避ける方法や環境、周りの援助などが必要だと考えています。

どちらも、少なる事が望ましいと思います。

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