遺骨は死んだ後どうする?

死んだら遺骨はどうなる?

普通の人ならば、「お墓に入れる」と考えるはずです。

普通ならばそうですよね。

でも、そうでもない人が意外と多くいます。

例えば、最近問題になっている、「孤独死」などは、身寄りが無かったりします。

そういった場合は、市町村役場で火葬して無縁仏になります。

また、特殊な例としては、刑務所にいる受刑者の死です。

受刑者の身内は、死んだからと言っても、生きている間に掛けられた迷惑などから、縁を切っ

ているから「引き取らない」という人もいるそうです。

この場合は、刑務所側が国の予算で火葬葬儀をして無縁仏になるそうです。

他にも、最近では変わった、方法が取られる事があるそうです。

その前に葬儀費用を考えてみましょう

財団法人日本消費協会のアンケート調査結果によると、全国平均では189万円だそうです。

この中には、お経・戒名・寺院関係費などがあります。

これとは別の調査では、2014年の日本消費者協会による、全国平均費用は156.1万円

とも出ています。

どちらにせよ、かなりの金額ですね。

普通の家庭では、大きな出費です。

ですが、この全額が支払うお金ではありません。

「はて?」と思うかも知れませんが、互助会などの費用や、香典があるからです。

香典を充てにするのは、少々気が引けますが、これで費用の半分くらいは賄えるようです。

葬儀費用の種類は?

葬儀には、いくつかの種類があります。

一般的な一般葬・身内だけで行う家族葬・通夜を行わない1日葬・火葬のみを行う直葬・火葬

です。費用としては

一般葬で900.000円(50名位そ参列者として)

家族葬で580.000円(20名くらいの参列者として)

1日葬で450.000円(30名位の参列者として)

直葬・火葬式で190.000円(10名位の参列者として)

位が目安です。ただ、この中には、宗教者へのお布施や戒名などは含まれていませんから、も

う少しお高くなります。

一般葬としては、実際のところ50名ではなく100名位は来るでしょうから、先ほどの平均に近

くなるでしょう。

もちろん、地域や葬儀社によって費用は変わってきますが、格安を謡っている所はあまりお勧

めはしません。

理由としては、思っていたよりも粗末だったという意見が、多く見られるからです。

その他に掛かる費用

その他に掛かる費用としては、お墓があります。

代々引き継がれてきた、お墓があれば納骨と戒名、お布施で済みますが、何もないとなると意

外とお高くなります。

費用の内訳としては、土地の永代費用と墓石です。

この費用は、正直に言って30万円位から300万円位まで差があります。

無縁仏でしたらもっと安くなりますが、これだけの差があるのは、お墓の大きさや墓地の場所

に左右されます。

半畳位の大きさから一坪位の大きさでも左右します。

また、地域によっても変わってきます。

ここで、遺骨の話に戻りましょう

メモリアルジュエリー

ここまで、書いて来たものは、お墓に入れることを前提に書いてきましたが、最近では遺骨

ジュエリーや散骨があるそうです。

遺骨ジュエリーは、ペンダントの中に入れるロケットの物から、他の材質・ゴールドやシル

バー・チタンなどと混ぜて作ったもがあります。

お値段は、材質や形状から変わってきますが、2万円位からあります。

リングやネックレスなどメモリアルジュエリーとしてあります。

お勧めの物になると、10万円前後位のものがデザインなども良くなってきますので、普段から

身に着けても可笑しくはなりません。

遺族の思い出を、いつも身に着けていられます。

散骨

散骨ですが、最近増えて来ているようです。

海外では、散骨に関した法律がある国も在りますが、大雑把な見方ですが迷惑にならない程度

ならばOKの様です。

日本では、散骨に関しての法律はありません。

ですが、火葬後そのまま散骨すると、刑法190条の「遺体遺棄罪」当たる可能性があります。

又、墓埋法第4条墓地以外への遺骨埋蔵禁止」の条文もあります。

どちらも罰則はありますが、遺骨と分からない様に、粉末状にすると散骨は認められます。

法務省は散骨に関について「節度をもって行われる限り、違法性はない」としています。

憲法の定めるところの信仰・思想の自由の下、散骨は節度を持って行う限り合法とされていま

す。

散骨が増えてきたのは、ここ5~6年位ですので、この先、法規制が出来る可能性はありま

す。

散骨の費用と方法

散骨する為には、粉末にする必要があります。

ネットで調べると結構出てきます。

粉末にするには大体5千円位からあります。

郵送で出来る所もあれば、立ち合いで出来る所もありますので、選択して貰えればと思いま

す。

又、海洋散骨という物もやっている所もありますし、自宅の庭に撒く人もいますので、様々あ

ります。

散骨はどこにしてもいい訳ではない

散骨は勝手に撒くことは出来ません。

自宅の庭に撒く、自分の山など、自分の私有地に撒くというのはいいでしょう。

ですが、河川や浄水場のあるところなどに撒くと「破棄物処理法違反」、漁業権のある所や観

光地や人々の生活に深くかかわる場所に撒くときには、先に承諾を取っておかないと、「損害

賠償請求」や「慰謝料」を請求される事がありますので、注意が必要です。

不要になった遺骨はどうするのか?

「不要」と書くのは、不適切かも知れませんが、言葉が浮かばないので、このまま書かせても

らいます。

「不要」というのは、幾つかあります。

身元不明者、身寄りのない孤独死などの時、お墓の中に先祖代々からの遺骨で一杯になった時

などです。

墓埋法では、「遺骨は墓地以外に埋葬しなくてはならない」となっていますので、勝手に捨て

られません。

身元不明者・身寄りのない人は、火葬場に供養塔を併設している所では引き取ってくれること

があります。

また、お寺の無縁仏として引き取ってくれます。

同じように、お墓に入りきれなくなった先祖の遺骨も、お寺で引き取って無縁仏としてくれる

こともあります。

他には、古い先祖の遺骨から砕いて一つの骨壺にまとめて入れる、という方法もあります。

一つにすることで、お墓の中に余裕が出来るので新しく入れることが出来ます。

また最近は骨壺が小さいものがありますので、そういった物があります。

最後のまとめとして

遺骨は、勝手に処分できません。

意外な事ですが、永代使用許可証や役所から改葬許可書埋葬許可書などがあります。

死んだ後でも色んなとこからの承諾や許可書が必要なんです。

もちろん、死んだときには医者の死亡診断書も必要ですし、役所に死亡届も出さなければ行け

ません。

故人を亡くしたばかりなのに、悲しみの中で色々とやらなければいけない事が多くあります。

今からでも、準備は必要かもしれませんね。

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