急性骨髄肉腫白血病・downyのギタリスト青木裕死去

スポンサーリンク





Downyのギタリスト青木裕

downyのギタリスト青木裕(48)が3月19日14:50に急性骨髄肉腫白血病により死去しました。

  (Downy official siteに、飛びます)

downyのギタリスト青木裕さんについては、皆さんもご存知かと思います。

また、知らなくとも結構なニュースになっていますから、ここでは書かないことにします。

急性骨髄肉腫白血病とは?

あまり聞いたことのない病名だと思います。

しかし、「白血病」は良く耳にしたことがあると思います。

ですので、この病気について書いていこうと思います。

まず、白血病とは、血液の細胞に異常をきたす病気で、他の臓器で言う所の「がん」です。

血液は(血小板、赤血球、白血球など)血液細胞と呼ばれる細胞によって作られています。

これらの細胞(血液)は、全て骨の中心にある、骨髄の中で生れる造血幹細胞」から出来ま

す。

この造血幹細胞は、まだ未熟な細胞で、また、どの細胞にもなれる可能性をのある細胞です。

この細胞は、骨髄の中で増殖していきますが、まだ何の機能も果たさない造血幹細胞ばかりが

増えても体には何のメリットがありません。

そのため、体は造血幹細胞に役割を与える訳です。

このことを「分化」と言います。

分化とは?

造血幹細胞はまず「骨髄系幹細胞」「リンパ系幹細胞」に分化します。

さらに骨髄系幹細胞は「赤血球」「血小板」「骨髄芽球」「単球」に分化します。

リンパ系幹細胞は、Bリンパ球・Tリンパ球・NK細胞などの「リンパ球」分化し

ていきます。

急性骨髄性白血病は「赤血球」「血小板」「骨髄芽球」にあたる骨髄芽球が何らかの原因に

よって遺伝子異常が起こり、ガン化した細胞が無制限に増殖する病気です。

白血病の分類はどの細胞がどの成長段階で、どういったパターン・速度で増殖するのかをもと

にして分類しています。

発症してしまった時点で、白血病細胞は血液に乗って全身に存在しているわけです

から、病気の程度、ということは概念づけられていません。

 

急性骨髄性白血病とは

白血病は、造血幹細胞とよばれる血球を作る細胞ががん化することで、正常な細胞のように分化できない状態のまま骨髄の中で無制限に増殖する病気です。骨髄ががん細胞に占領されてしまうと、正常な血液細胞を十分に生産することができなくなり、さまざまな不調を引きおこします。このページでは、白血病の中でも進行のスピードが早く、数日~数週間で急激に進行する急性骨髄性白血病について扱います。

病気の症状は?

細菌などと戦う白血球(なかでも好中球)が減少することで、免疫力が落ち、感染などによる

発熱を生じます。

赤血球が減少すると貧血になり、脱力感・疲労感や息切れを覚えます。

血小板が減少すると血が固まりにくくなり、外傷が原因でないあざや出血、鼻血や歯茎からの

出血をおこしやすくなります。

急性白血病ですと、血液を凝固させる物質によっていったんは凝固が亢進するのですが、凝

固因子が足りなくなりさらに、血液凝固がいったん亢進してしまったがゆえに、代償性に血液

をサラサラにしようという働きが強まります。

外見からは、判断がしにくいと言わざるを得ません。

病気の有無は、採血を行い、血液中の白血球、赤血球、血小板の数を調べる検査です。

感染症以外でも、血液の病気やそれ以外でも、これらの細胞数が異常値を示す事があります。

白血病では、特に白血球の数が異常に増えることが多いとされます。

また、血液中に含まれる芽球とよばれる細胞の割合を調べます。

急性骨髄性白血病の原因は?

急性骨髄性白血病は、小児の場合は遺伝子異常が原因として知られています。

どの遺伝子に問題があったかで急性骨髄性白血病はM0~7まで分類されています。

一方で、成人になってからの発症の場合では、遺伝子異常というよりもむしろ環境要因での発

症が多くなります。

例えば、喫煙者であること、過去に放射線療法や化学療法を受けたことがある人、過去に急性

リンパ芽球性白血病にかかったことのある人、原子爆弾による化学物質に暴露されたことがあ

る人等です。

原子爆弾が落とされた広島、長崎では実際に急性白血病の頻度が上がったことが明らかにされ

ています。

治療法は?

急性骨髄性白血病の治療では、骨髄中の白血病細胞を死滅させることで速やかに患

者さんの骨髄機能を回復させることを目標に、多剤併用化学療法を行っています。

ちょっと、難しい話になってしまいますから、簡単に書くと、造血幹細胞からは血球がうまく

分化出来ずに出来てしまう事で病気になる訳ですから、これをうまく分化出来る様にしてあげ

るのが治療に繋がります。

急性前骨髄球性白血病では(これに限らず急性白血病すべてに当てはまりますが)、造血幹細

胞からの分化が出来なくなる事で未熟な白血病細胞が大量に増殖して病気になりました。

分化ができなくなる理由は、PML-RARαという分化を導く酵素の働きを阻害する物質が急性前

骨髄球性白血病では発現しているからであり、この物質をさらに阻害してやることでPML-

RARαの機能を正常にし、前骨髄球以降に分化を進め、病状を回復させます。

抗がん薬を全身投与する化学療法が第一選択になります。治療の流れは白血病のタイプに関わらずほとんど共通です。

急性骨髄性白血病 (AML)の1種である急性前骨髄球性白血病(APL)は、従来の抗癌剤による治療よりも分化誘導療法の方が優れた寛解率をもたらしているといわれています。

主な治療法には、寛解のための治療と寛解を確実とするための治療、寛解状態を長期間維持するための治療があります。

白血病における寛解とは下記の状態をいいます。
■白血球数、赤血球数、血小板数が正常な数になっていること
■症状が治まっていること
■骨髄検査で芽球が5%以下となっていること
治療の方針としては、まずはこの寛解を目指し、寛解後はその後も引き続き、残存している白血病細胞を限りなく減少させるための治療を続けていきます。

最後に・・・

もう少し、病気の初期症状に関して詳しく書ければ良かったかも知れませんが、初期症状は

様々です。

腹痛から気が付くこともありますし、だるさ・発熱から体調不良があり・足の甲に赤い発疹が

出た事から診断したらという事もあります。

発熱、頬の痛みで耳鼻科を受診したが副鼻腔炎はなく、内科を受診し風邪薬でいったん軽快す

るも再び38℃以上の発熱、頭痛が増悪したことから、発病に気が付いた人も居ます。

多くの人に共通する物の中には、発熱とだるさが多くあります。

ただ、言えるのは、まずは血液検査をして血中成分など調べてみないと分かりません。

その後、骨髄検査・染色体検査・遺伝子検査・腹部超音波検査・腹部CT検査などを行います。

という事は、普段の検診が重要になってきます。

定期健診や健康診断は受けた方が、色んな面でいいと思いますので、ぜひ受けてください。

スポンサーリンク





シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする