驚きの事実!戸籍のない「無戸籍」日本人が、1万人いる!

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戸籍がない?日本人がいる!

普通の人は、「戸籍」がありますよね?皆さんは、日本人ならば当たり前だと思っているかも知れませんが、戸籍のない「無戸籍」の日本人が存在します。

後進国の中には戸籍のない人は多くいるとは思いますが、わが国でも、無戸籍の日本人がいるのです。その数は少なくは無いです。

法務省の発表によると、2015年7月から無国籍の調査を開始し、現在の日本における無戸籍者は686人、その内成人132人(2016年2月10日現在)としています。

そう、法務省の発表では686人です。しかし、この数は正確ではありません。何故ならば、法務省が各自治体に、調査依頼して回答をまとめたものです。しかも、この回答は約2割という数字です。

という事は、単純にこの5倍はいる筈です。しかし、この5倍の数も氷山の一角で、実際は1万人以上の人間に戸籍がないと言われています。

戸籍がないと、どうなるのでしょうか?

戸籍が無いというのは、驚きの事実です。

では、戸籍が無いとどうなるのか分かりますか?

簡単に言うと、都道府県市町村などの各自治体の援助は、受けられません。戸籍が無いから、学校にも行けません。当然、健康保険がありませんから、病気になっても病院に行けば全て実費です。

しかも、一番困るのは生活をするために必要な物が、揃えられなくなります。

例えば、学校に行けない為に学力が身に付かない、学校に行けないから友人が作りにくいなどありますが、もっと困るのは、住むための部屋を借りることが出来ない、仕事に就けないなどがあります。

部屋を借りるときに、身分証明が必要になりますが、戸籍が無いから当然身分証明が出来ません。住居がなければ仕事も出来ません。悪循環になってしまいます。それでも、生活が出来ている人はいますが、仕事も制限されていますから本人の希望する職種に付けません。最近の企業は、身分証明などの提出を求められます。また、マイナンバー制度が出来た為に、本人に番号がありませんから不都合が生じます。                  戸籍が無いから住民票が作れません。住民票が無ければ銀行口座が開設することも出来ません。携帯電話の契約も、レンタルショップの会員もなれませんし、運転免許は論外です。

何故、そんな事が起きるのでしょうか?

理由は、幾つかあります。

1「民法772条ケース」 法の嫡出推定の規定により、前夫を子の父とすることを避けるがために出生届を出さないケース。

2ネグレクトケース 親の住居が定まらず、貧困他の事情もあり、出産しても出生届を出すことまで意識が至らないか、意図的に登録を避けるケース。 

3戸籍制度に反対しているケース

4「記憶喪失」や「認知症」ケース

これらのケースが考えられますが、2と3のケースは、将来的に子供の生活に支障がきたす行為ですので、容認しかねます。4のケースは、自分が誰なのか分からないのですから、苦肉にも仕方がないかも知れません。

ですが1のケースは、国の制度に問題が有りそうです。

民法772条のケースとは?

民法の772条の2項という法律があって、「法的離婚後300日以内に生まれた子どもは前夫の子と推定される」と規定されています。そのため、たとえ離婚したあとにできた子どもでも、300日以内に生まれてしまった場合は、縁もゆかりもない前夫の子どもとして出生届を出さなければいけないんです。

離婚する前に、すでに別居をしていて間違いなく、前夫の子供ではないのにこの規定から、前夫の子として出生届を出さなければなりません。ですが、前夫の子供ではないのですから届け出を出せないという人も居ます。

「300日規定」とは、どういうことなのか?

120年前の明治時代に作られた民法による規定です。妊娠のメカニズムや親子関係の鑑定法などが、科学的に確立されていなかった当時、離婚時の子どもの父親を早期に確定して、養育義務を明確にするために作られたのですが、科学が進歩した今日においては、合理的な理由がまったくない規定です。

当時は、子供の養育義務を守るために作られたようですが、120年も前に作られた民法が生きているのです。

最近では、住民票が作れる。

近年では無戸籍者たちの存在も認識され、法務省においても「無戸籍者ゼロタスクフォース」が立ち上がり、状況の改善が図られています。

 戸籍がなくとも一定の条件を満たせば住民登録が可能になったり、就学、医療保険、パスポート、そして婚姻、投票なども出来る様になっています。

 しかし現実には、制度的に「できる」と実際に「できる」は違います。機会を行使するためには幾重にも条件があるのです。これらの一つ一つの、一回一回が「交渉」となります。そこには、とても高い壁が存在します。

また、窓口に行っても「出来ない」と言われてしまう事もあります。言われてしまうと、それで諦めてしまう人もいる様です。

もっと、法の整備を行い国民一人一人のためになる改正をして欲しいと思います。

最後にまとめ

実は、無戸籍だけが問題ではありません。女性の堕胎や出来婚などの問題が有ります。また、貧困のために育てられずに、施設に預けてしまうという事もあります。

まだ、施設に行ければいいですが、最近のニュースでは虐待死の話が毎日のように流れています。虐待死は、4日に1人というほどの数です。

それらの社会問題は、これからも多くなるでしょう。

国ばかりではなく、一人ひとりの協力が必要だと思います。

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