ウンチがお金に変わる、錬金術!

自分のウンチが売れる⁉

臭い・汚いと思うウンチを買い取ってくれる病院があります。
そう、病院です。「病院?」と思った方は、おそらく研究のために集めているのだろうと考えると思います。
ですが、事実は違います。臭くて汚いウンチを医療に使っています。

「え~?」と、思った方は普通の考えだと思います。

スポンサーリンク


ゾウのウンチは、1日100kgもある!

ちょっと、話がそれますがゾウが一日にするウンチの量が、およそ100kgもあると言ったら、驚きませんか?

私は、ビックリしました。ビックリしたついでに、調べてみたらアフリカゾウの体重は約6トンもあります。一日に食べる量は、およそ300kgもあるそうです。人間のウンチは150~200ℊだそうですから、比べ物になりません。
想像し易そうな所では、馬か牛かなと思いますが、馬で15~25kg、牛で20~45kgだそうです。イメージでは、もっとしていそうな感じもしますが、ゾウに比べたら半分にもみたしませんでした。

ゾウのウンチは、大人の女性二人分の体重と同じだと言った方が、分かりやすいですね。

お金に変わるウンチとはどんな物?

ウンチに種類があるとは、思わないと思いますよね?実は、違いがあるんです。

何に違いがあるのかというと、健康な腸から出てくるウンチには、善玉菌が含まれています。この、善玉菌が医療に役立つんです。

健康な人のウンチに含まれる腸内細菌を患者の腸に注入することで、弱った腸内環境を整える「便移植療法」に使うためです。この、治療法はここ数年の間、注目を浴びていました。
その効能は、善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑えることで病気を防ぎます。どんな病気かというと、代表的なもので、大腸炎などです。
この大腸炎の一種で「クロストリジウムディフィシル感染症」という物です。知名度は低いですが、日本でも発症しています。
主な症状としては下痢を起こします。「なんだ」と思わないで下さい。この「クロストリジウムディフィシル感染症で、アメリカでは毎年15000~20000人もの人が命を落としています。怖い病気なんです。

便移植療法の方法ですが、まず健康な人の便を採取し生理食塩水と混ぜます。生理食塩水と混ぜた便をフィルターでろ過し、繊維などを取り除きます。ろ過した液体を大腸内視鏡を使用して大腸に注入したり、鼻から挿入する管を使用して注入することがあります。ろ過したばかりのものを注入する場合と一度凍結して保存しておいたものを後日とかしてから注入する場合があります。便移植療法だけでなく、抗菌薬や腸洗浄と組み合わせることもあります。


ウンチにもいろいろあるゾー

又、話をそらしますが、ウンチにも色々あります。もちろん、人間のウンチにもあります。子育てをした事のある女性ならば、ご存知かと思いますが赤ちゃんのウンチには、茶色や黒っぽいウンチではなく、緑色をしたウンチだったり、白っぽいウンチだったりします。
これは、病気ではなく、ミルクから離乳食に変わることで、色が変わってきます。臭いも食べる物によって臭くなっていきます。

さて、色々あると書きましたが、草食系の動物のウンチは量が多く、肉食系の動物のウンチは少ない傾向にある様です。

コアラの食べ物はユーカリの葉です。
この、ユーカリの葉は、燃料などに転用できる油が非常に多く含まれています。この油には毒性があるので、他の動物は食べません。
生まれたばかりのコアラの赤ちゃんの腸には、ユーカリを分解して消化するのに欠かせない微生物がありません。母親のウンチを食べることによって、そのウンチに含まれてるユーカリを分解・消化する微生物を得るわけです。
出典 赤ちゃんコアラは母親のウンチを食べる [雑学はなしのタネ]

コアラは縄張り意識が高く、ユーカリの葉の毒性の違いでテリトリーを決めているそうです。

パンダの主食は竹で1週間に800キロも食べます。しかし、肉食動物の腸を持つパンダは竹をうまく消化することができず、食べた物がほとんど未消化のまま体外に出されます。だからパンダは起きている間ほぼ食べているそうです。においは臭くなく、ササの香に近い。うんちをよく見てみると、表面が透明な何かに覆われています。
これは、パンダの腸で分泌された粘膜が付着したものです。腸内でうんちを粘膜でコーティングすることで、硬い竹で腸の壁が傷つくのを防いでいるのです。
出典パンダのうんちは臭くない! : 動物たちのヒミツ箱 : 知る・極める : 新おとな総研 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

かわいいパンダですが、実は肉食系なんです。笹ばかり食べているから草食系に思われますが、猛獣の仲間になります。

昔の人は、ウンチを飲んでいた?

実は、多くの動物には、ウンチを食べることが当たり前の物が多くいます。簡単に書くと、先ほどのコアラもそうですが、ウサギも同じで自分のウンチを食べます。肉食系もウンチを食べる事で繁殖期を知ったり、草食系ではウンチを食べることで、消化しやすくなった栄養を吸収します。

ここで、重大な話ですが「昔の人はウンチを飲んでいた」という物です。

これは、医療行為として樹立していたものです。ある記事で読んだものですが、漢方医学(中国から来たから漢方薬・オランダから来たものは蘭学と分けていた)の古い書物の中に、健康な人のウンチをろ過し、水で薄めて飲むことで下痢などの症状が和らぐとして、記録が残っています。もちろん、今はしてはいません。流石は、中国4000年の歴史には深い物がありますね。

現代の医学で、健康な人のウンチから移植することで病気を防ぐという研究がされてきていますが、大昔の中国では行っていたのですから驚きです。
別の意味で、感染症を起こしそうな気もしますが・・・。現代に、伝わってこなかったのは、リスクもあっただろうと、想像します。

最後のまとめとして

「ウンチがお金に変わる」となると、献血の様に「献糞」という物が出来るかもしれませんね。日本でも、臨床試験が行われているようですから、近い未来、大腸炎の治療として広まるかも知れません。

スポンサーリンク



</center

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする