健康被害で注意勧告!感染症の可能性のある「胎盤食」

胎盤食とは・・・

胎盤食を実践したと、米国では、キム・カーダシアン・ウェストなど有名人が公表して注目を集めました。

この胎盤食には、栄養素が詰まっている事から、食する事でその栄養を取り込むのが目的です。胎盤食の推進派は、胎盤を食べると産後の痛みや、気持ちの落ち込みを和らげたり、母乳の量を増やしたりする効果があると主張しています。

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胎盤とは?

まず、胎盤とは知らない人も居ると思いますので、簡単に説明させて貰うと、お腹の赤ちゃんを育てる為に、妊娠5週目(人の場合)位から子宮の内壁に作られる円盤状の臓器です。母体(母親)と赤ちゃんをヘソの緒で繋ぎ、赤ちゃんへ酸素や栄養を送る役割をします。

この胎盤は、出産後に後産として体外に排出されます。

また、日本では通常、医療廃棄物として廃棄されますが、中には美容や健康効果があるとされ「食する」事を希望する母親に、血抜きなどの下処理をして食べさせてくれる産婦人科などもあるそうです。

胎盤食は危険だ!

胎盤の役割は、先に述べたように赤ちゃんに栄養を送るとともに、赤ちゃんにとって有害な物質を遮断するフィルターとしての機能を持っています。しかし、ニコチンやアルコールなどの分子の小さい物は遮断出来ずに赤ちゃんに届いてしまいます。

妊婦さんにタバコ・アルコールを禁じるのはこのためです。

CDC(米国疾病予防管理センター)によると、2016年、新生児がB群連鎖球菌(GBS)感染症を発症し、病院に運ばれた。11日間の治療を受けて完治したが、退院5日後、感染症が再発。母親の母乳などからGBSは検出されなかったが、母親が摂取していたカプセルからGBSが検出された。母親は、自身の胎盤を加工したカプセルを産後3日目から1日3回2粒摂取していたという。これにより、「母親の腸や皮膚へGBSが定着しやすくなった」ことが新生児の感染要因と考えられるという。CDCは「汚染された胎盤を使ったカプセルの摂取は、母親の感染症リスクを高めるとともに、子供のリスクも高める」とし、「胎盤の摂取は避けるべき」と主張している。

胎盤は栄養素ばかりではなく、感染症の危険があるのです。

TGA(オーストラリア保健省の薬品・医薬品行政局)は「胎盤の適切な保存方法や、安全な食用として加工するための基準は定められておらず、ウイルスなど感染因子を含む可能性が高い」としている。

アメリカやオーストラリア・ニュージーランドなどでは、危険だと勧告しています。

胎盤のことは英語で「プラセンタ」と言います

「胎盤食」というと、抵抗のある人も居ると思い
ますが、ほ乳類動物が妊娠した時だけ作られる「胎盤」の事を「プラセンタ」と言います。
私的には、食さないことをお勧めしますが・・・

ですが「プラセンタ」と聞くと、アンチエイジング効果があることで知られています。

『プラセンタ』は馬、豚、羊、植物、ヒト(人間)、などから抽出されます。細胞の分裂を促す働きがあり、美容分野ではアンチエイジング効果(老化の進行を遅らせる)があるという事で化粧品やサプリメント、医療用としては更年期障害や肝臓、不眠やうつ病などの疾患治療に使われています。

健康にも美容にも良さそうですね。ですが、平成15年の薬事法改正により、ヒト由来プラセンタは医療用注射以外に使用できなくなりました。

感染症という大きな「リスク」がある

胎盤を食する事は、大きなリスクがあります。そのリスクとは、

厚生労働省の定めにより検査、加熱処理を行い、HIVヤコブ病クロイツフェルト肝炎ウイルス等に関しては対策をとっていても、未知の病原体に関す予防や発見には保障がない為、使用するにあたり以下のことが義務付けられています。

医師より「インフォームド・コンセプト」を受け、同意書への署名と捺印
最低20年以上のカルテ保存、追跡調査

徹底的に衛生管理されているものでさえ、この様な危険があります。

上記の物になります、が、これは食する時だけではありません。

「医師より「インフォームド・コンセプト」を受け、同意書への署名と捺印」が必要という事ですが、これは、医療行為や美容行為にも適用されます。なぜなら、加熱処理だけで感染症の予防が出来るか保証できないという事です。

その為、医師から長々と説明を受け、同意書と署名・捺印が必要になってきます。

プラセンタ治療を受けると「献血」は出来ない

まぁ、先に引用で書かれたように感染症の可能性が捨てられない以上、献血した血液を輸血に使う訳にいかないからです。

もし、使う事で二次感染が起こってしまったら、大変な事なるからです。

胎盤は通常、医療廃棄物として廃棄される。TGA(オーストラリア保健省の薬品・医薬品行政局)は「胎盤の適切な保存方法や、安全な食用として加工するための基準は定められておらず、ウイルスなど感染因子を含む可能性が高い」としている。

ここまで書いてまとめ

まとめとして書くと、胎盤食は危険性があるということです。

ですが、美容や医療行為にも使われています。それは、効果があるということです。それは、しっかりと管理され精製された物だからです。それでも、医者の「インフォームド・コンセプト」を聞き理解した上で行ってください。

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