シリア内戦の原因と宗教

シリアの空爆の声明

シリアで起きている内戦は、先日、アメリカ・イギリス・フランス共同による爆撃が起きました。この、爆撃の原因とされるのは、シリア政府による化学兵器使用(状況証拠による)に対する、牽制を含めたものです。

アメリカは、この空爆でシリアの化学兵器の施設の破壊できたと声明を出しました。

これに対して、アサド政権は、空爆されたのは「がん研究所施設だ」と反論の声明を出しています。

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アサド政権の内戦の理由

めちゃくちゃ簡単に言うと、宗教戦争です。シーア派vsスンニ派の対立が始まりです。

アサド政権はのシーア派は約1割(政府軍) VS シリア国民のスンニ派は7割(国民派)の対立でした。ですが、ここに上の図の様に、様々な国が関わっています。

アサド政権は独裁制です。前大統領もアサドです。同じ家系ですから「アサド」でもおかしくはありませんが・・・。この前大統領が、軍事による国内の内戦を抑えていました。

これが、シリア内戦の理由です。今の大統領は、前大統領の次男です。本来、大統領となるはずだった、長男が死亡した為に、次男であるバッシャールが、継ぎました

バッシャールは、温厚な性格であったと言われていますが、先代のアサド政権で多くの敵を作ってしまった為に、結果と都と同じ道を歩んでしまいます。

更に、ここに、イスラム国が加わりややこしくしています。

シリアは代理戦争の形をとってしまった

残念なことに、シリア戦争は、代理戦争という形に
なってしまいました。

アサド政権の後ろに、ロシア・イランが付き、国民の反勢力には欧米が付いてしまい、国内だけでの問題で済まなくなってしまったのです。

このままでは、内戦が長引くだけでしょう。

シーア派(宗教)とスンニ派(宗教)

イスラームの基本信仰箇条である「アッラーの他に神は無し」「ムハンマドはアッラーの使徒なり」については同じです。

簡単に言うと、預言者の後継者(=後世の指導者)の資格についての考えの違いから、イスラーム史の比較的初期のうちに分かれました。

スンニー派は血統による世襲にこだわらなかった主流

シーハ派は預言者(ムハンマド)の血を引く子孫に特別の資格があると考えた少数派

という、宗教観の違いが千年も続いてきています。この間に、両者の戒律や慣行などにも違いが出てきています。この違いが、宗教戦争が始まっています。

根本的な違いがある為に両者の歩み寄りは難しいと、言わざると言えません。

更に拍車をかける様に、利害関係が絡んだ国家が後ろ盾していますから、余計に悪くしています。

最後のまとめとして

過去にも宗教戦争は、たくさんありました。同じ、宗教でも根本的なものの中で、些細な事が時間が経つことで大きくなり戦争になってしまっています。

乱暴な言い方をすると、両者とも自分が正しいと思っているからのケンカが、個人でなく組織になってしまっている為、戦争という形になっています。

日本は、不思議な国で宗教戦争とは無縁です。なんでも受け入れ、自分たちの物として取り入れる土壌があったからかも知れません。

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