増える少年の凶悪犯罪、14歳の強盗事件と殺人未遂

強盗と殺人未遂容疑で14歳少年逮捕‼

茨木県・城里町にある、リサイクル店「ガレージショップいつしか」で、少年が刃物で女性店長を切りつけ、現金を奪って逃げました。女性の命には別状はありません。

茨木県笠間署で緊急逮捕した少年は14歳の中学3年生でした。

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犯行後、少年は歩いて逃げたが、数時間後の夕方近くに、付近の路上で警察官に発見され、緊急逮捕されました。容疑は「強盗殺人未遂」です。

本人は、容疑を素直に認めているようです。犯行の内容は、女性店主の首や腕などを切り付け、レジから1万2千円を奪っています。

最近の未成年による犯罪が増加傾向に⁉

最近の未成年の犯罪傾向が進んでいると言われていますが、どうなんでしょうか?

最近、「少年非行」は増えていると思いますか、それとも減っていると思いますか。

78.6%――。

この数字は、内閣府が2015年7月から8月にかけて行った「少年非行に関する世論調査」での設問「あなたの実感として、おおむね5年前と比べて、少年による重大な事件が増えていると思いますか、減っていると思いますか」に対して、「増えている」と答えた人の割合です。2010年に行われた前回調査でも、「増えている」と答えた人は75.6%を占めていました。

出典:牧野智和(大妻女子大学専任講師)

上の内容から見ると、世間では増えていると認識しているようです。この他の機関での調査でもおおむね同様の結果が出ています。

犯罪の「量」への認識のみならず、「質」への認識も、やはりほぼ同様です。「犯罪に対する不安感等に関する調査研究」では、「(周囲を見回して、)あなたは少年の犯罪・非行が悪質になっていると思いますか」という設問がありますが、その回答結果は一貫して「悪質になっていると思う」という回答が6割を超えています。

出典:牧野智和(大妻女子大学専任講師)

同様に、犯罪の内容も悪質化していると、考えているという結果が出ています。

しかし、警察庁が発表している統計では少し違う結果が出ています。

警察庁が公表している統計「平成26年中の少年非行情勢について」によれば、「凶悪犯」とされているのは、殺人、強盗、放火、強姦である。過去10年間の少年による「凶悪犯」罪種別検挙人数を見てみると、その総数は2005年(1441件)から2010年(783件)で下降線を辿り、その後はほぼ横ばいだが、2014年は703件で、過去最小の数字であった。人口比の面から少年犯罪全体を見てみても、グラフは明確に右肩下がりを示している。

しかし、上の記述の様に未成年の刑法犯として検挙された少年の数は、戦後最低の水準にあります(『犯罪白書』)。ですが、世間の認識は数字とは逆に、悪化しているととらえています。

昔の方が酷い事件があった‼

最近の未成年の犯罪は凶悪化している様な報道が多いです。今回の、14歳の少年の「強盗殺人事件」もそうですが、あまりに酷い事件があります。

ですが、未成年による酷い事件は、昔の方がありました。

80年代の凶悪事件

82年に刊々堂出版社から刊行された『青少年非行・犯罪史資料』(赤塚行雄)から抜粋です。

神奈川県の中学3年生(15)の少年が、同中学1年生の少女(12)を撲殺。少年は少女から生徒会役員選挙の応援演説を頼まれていたが、応援演説が嫌になって殺したと供述した。
東京の公園内でスケート場から帰宅途中の、中学1年生(14)と中学2年生(14)の2人が、若い男に全裸にされ、下腹部をいたずらされたうえ、1人が喉などを刺され重傷をおった。現場近くに住んでいた職業訓練校生(18)が自首。「すべって転んだのを二人の中学生に見られ、笑われたのでカッとなってやった」と自供。
大阪府、ビル地下の婦人用トイレで、女性(25)が無職の少女(19)に刺身包丁で刺され殺害された少女の動機は「誰でも人を殺せば、刑務所に入れると思った」少女の動機は「誰でも人を殺せば、刑務所に入れると思った」と自供。
東京都のマンション敷地内で、小学2年生の少女A(7)が死体で発見された。警察が、小学4年生の少女B(10)に様子を聞いたところ、Aをマンションの屋上(約25メートル)に連れ出し、突き落としたことを自供。

70年代の凶悪事件

1970年には高知県で少年(19)がセスナ機を爆破する事件があった。さらに、盗んだ乗用車で逃走し、追いすがるパトカーにダイナマイトを投擲。
大阪府、私立高校教諭の自宅のベランダで、爆発音とともにパチンコ玉が一斉に飛散、ガラス4枚が吹き飛び、白煙に覆われた。教諭は軽傷、家族も無事だったが、このパチンコ玉爆弾はベランダの囲いを貫通するなど殺傷能力は十分。犯人は、その春高校を卒業、中退した17~18歳の少年達である。
群馬県の飲食店で、配達された菓子折りの大の小包を店主の妻が開封したところ、突然爆発。妻は胸や腹に大けが、そばにいた手伝いの女性も頭に大けがをおった。県警の捜査により、県立高校の2年生(16)が逮捕された。動機は、少年による家賃の取り立てに店主が応じなかったことに端を発する怨恨だった。得意科目の物理と科学の知識を生かし、爆弾を製造したという
福岡県の繁華街路上で、釘を仕込んだビンが爆発する事件があった。さらにその約1週間後には、同県の国鉄の駅のコインロッカーが爆発、1名が重傷、4名がけがをした。これらを含む7件の連続爆破事件で逮捕されたのは、中学3年生(14)の少年だった。爆弾は少年の勉強部屋で製造されたという。
栃木県下の警察署に置かれていたトランジスタ・ラジオに警部補が触れたところ爆発した。警部補は左手首を吹き飛ばされ、右手と腹部に大けが、左目を失明した。落とし物のラジオを装った爆弾で、釘や鉛片が詰め込まれていた。本件を含む連続5件の爆弾事件の容疑者として、まず同県の高校生(18)3名が逮捕。
北海道へ向かう羽田発の全日空機がハイジャックされた。機長は犯人を説得しながら羽田にUターン。警官が突入し、確保した。犯人は高校2年生(17)。「どこか遠くへ行きたいと北海道を選んだ」とハイジャックを思いついたという。
羽田発那覇行の日航機・ボーイング747SRが学生風の男にハイジャックされた。那覇空港に着陸後、機内に立てこもった。男は5500万ドル、日本円2億円(計167億円)、パラシュート15個、ロープなどを要求。逮捕されたのは18歳の少年

性犯罪事件

沖縄県の離島の診療所で、女医(53)が血まみれで殺されているのが発見された。この事件で中学3年生の少年(15)が逮捕。少年は、前夜に女医のもとを訪ね「用事があるので中に入れてほしい」と上がり込むと、いきなり女医の顔を殴りつけ失神状態になったところを乱暴、首を絞めて殺した。
福島県の小学2年生の少女(8)が下校途中行方不明になり、ヤブのなかで絞殺体として発見された。暴行の形跡があった。逮捕されたのは同校小学6年生の少年(12)。「いたずらしようとしたところ、抵抗されたので殺した」と自供
鹿児島県で、小学2年生の少女(8)が、自宅近くで乱暴され殺害された。逮捕された予備校生(19)は、下校途中の少女を尾行し、後ろから手で口をふさぎ、首を絞めて失神させた後、雑木林内に引き込み、持っていた注射器で腕の静脈に空気を注入し乱暴した。もがく少女の下着をナイフで切り刻み、ブラウスの襟で絞殺した。供述では「小さいころ、空気を静脈にうつと死ぬと聞いていたので打ってみた」と自供。

まとめとして

少し長くなりましたので、まとめます。

最近の未成年の凶悪事件は、実際の検挙率からは増加してはいない様です。事件の内容も、過去の方が派手です。爆弾などを使った事件は、とても信じられませんよね。

今なら、ネットで検索すれば、爆弾の作り方などや基礎知識は簡単に入手出来そうですが、昔は、それらなどが無いので自分の知識で作っていたんでしょうが、恐ろしいばかりです。

ですが、犯罪は犯罪です。今回の14歳の事件などから、私も、犯罪の低年齢化が進んでいる様にも思えます。

子供も大人も関係なく、物事の善悪やモラルの向上をお願いしたいものです。

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