14歳少年の凶悪事件「強盗と殺人未遂」どうなるのか?

14歳という若さの凶悪事件

今回、14歳という未成年の凶悪事件が起きました。刑罰は、どうなるのでしょうか?

この少年が起こした事件は、茨城県城里町石塚にあるリサイクルショップで、女性店長を切りつけ、レジから1万2千円を奪い逃走したもので、数時間後に逮捕されました。

幸いにも、この女性店主の命には別状はないようです。

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未成年の犯罪はどの様になっているのか?

良く、最近、耳にするのが未成年者の犯罪に対しての厳罰化を聞きます。

今回の、事件はどのようになるのでしょうか?

良く勘違いしていますが「14歳未満は罰せられない」という人がいます。ですが、実際は違います。

12歳未満・・・刑法は適用されませんが、少年法と児童福祉法が適用されます。これは最悪の場合、児童相談所長送致、少年鑑別所送致、保護観察、児童自立支援施設送致児童養護施設送致の可能性があります。

小学生でも、凶悪な犯罪であれば、それなりの罰則があるのです。対象にならないのは「刑罰」だけです。

12歳以上14歳未満・・・内容は12歳未満同様ですが、違うのは上記の物以外に、更に重い、初等少年院送致の可能性もあります。

決して、未成年だからと言って、犯罪を軽く見てはいけません。「小学生だから、中学生だから許される」とは限らないのです。

今回の14歳の少年は、上記の14歳未満に当てはまりませんので更に重い物になります。

14歳以上16歳未満・・・刑法と少年法と児童福祉法が適用されます。少年法20条1項により、調査の結果、罪質や情状が悪ければ検察官送致(逆送)され刑事処分される場合があります。審判不開始・不処分の他、児童相談所長送致、少年鑑別所送致、保護観察、児童自立支援施設送致、児童養護施設送致、初等少年院送致、少年刑務所の懲役刑などの刑事処分の可能性があります。

この上に、16歳以上18歳未満と、18歳以上20歳未満で罰則に違いがあります。

今回の少年はどうなるのでしょうか?

今回の犯罪は「強盗」と「殺人未遂」で捜査され逮捕されています。これが、成人の事件ですと無期懲役を視野に入れた懲役刑の可能性がある事件です。

ですが、今回の場合、女性店主は命に別状はありませんでした。ですので、少年に殺害目的が無ければ「強盗」と「殺人未遂」の容疑が「強盗傷害」になるかも知れません。そうなると「殺人未遂」よりは罰則は軽くなると思います。

ですが、先に書いた様に14歳以上16歳未満の内容に照らし合わせると、少年法20条1項が適用され、初等少年院送致、少年刑務所の懲役刑の可能性が出てきます。

少年法20条1項

家庭裁判所は、死刑、懲役又は禁錮に当たる罪の事件について、調査の結果、その罪質及び情状に照らして刑事処分を相当と認めるときは、決定をもつて、これを管轄地方裁判所に対応する検察庁の検察官に送致しなければならない。

最悪の時は、少年法ではなく刑法が適用されてしまいます。

犯罪を取り締まる罰則は刑罰だけではない

先に書いたように、刑罰だけが罰則ではありません。

少年法や児童福祉法がありますし、青少年保護育成条例迷惑防止条例などもあります。

薬物などは、大麻取締法、覚せい剤取締法、麻薬及び向精神薬取締法、あへん法等があります。また、銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)などもあります。

道路交通法では、自転車の違反も取り締まっています。

これらには、全て罰則があります。

意外と知られていませんが、車などで罰金を支払う処分を受けても、法律上は前科になります。

刑法で罰せられなくても、スピード違反などもそうです。

前科とは

起訴され裁判で有罪判決を受けた人に付きます。懲役や禁錮などの実刑なら前科者のイメージがしやすいですが、略式起訴(※)で罰金刑を受けたという場合も有罪判決と同じです。したがって、スピード違反や器物損壊罪などの軽い犯罪でも、罰金刑を受けてしまえばそれは前科者となってしまいます。
 
※略式起訴:罰金刑は公判を行わず、簡略的に書類で起訴をする場合があります。

まとめとして

今回の事件は、ショッキングなものです。

中学生が、お金欲しさに強盗をするというのは、何に追い詰められていたのか分かりません。

想像は、出来ませんがこのような事件が、減ってくれることが望ましいと思います。

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